アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

だんだん家のつけそば

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松江市春日町にあるラーメン屋「だんだん家」。つけそばがあるというので2度目の来訪。

この店のつけそばには「熱あつ」と「ひやあつ」の2種類が用意されている。麺はどちらも平打ち麺で、つけ汁は熱く、鰹の香りがたつ。

「熱あつ」はラーメンのダシに熱い麺が盛られていて、食後はダシに汁を混ぜて「そば湯」のごとく頂けるらしい。「ひやあつ」は備前の器に締めた麺が盛られている。

つけそばって、どうしても麺が主役になるんだけど、この店はつけ汁がおいしい。麺は、どちらかというと控えめで、スルッと入ってしまう。都会的な麺というか、逆に東京の麺が田舎風極太麺というか。

東京池袋の大勝軒が閉店して以降、全国的につけそばが盛り上がっているようだ。讃岐うどんには馴染みの「あつあつ、ひやあつ」という呼称も、調べてみると全国区でラーメン(つけそば、つけ麺)用語として使われているらしいのである。

宮武のおっちゃん、商標登録しとったらなぁ。

もともと、麺とダシの組み合わせを「あつあつ、ひやあつ、ひやひや」と呼んでいたのは、讃岐うどんの有名店(といっても民家なんだが)宮武うどんをはじめとする「宮武ファミリー」だけである。

師弟関係や親戚筋の「あたりや」や「山内」などが同じように「あつあつ…」と呼んでいたのが、どの店もS級指定にランクインする超優良血統であることも手伝って一般名称化した。

宮武のおっちゃん、あんた、すごいよ。


【★★★★注意!このお店はすでに閉店しました★★★★】