アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

半田そうめん

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土曜の朝食は、半田そうめん。

妻は香川の実家から送られてくるこのそうめんを、いつも小豆島産だと勘違いしている。瀬戸内海は香川県沖に浮かぶ小豆島。オリーブに並んで小豆島手延べ素麺は、島の名産である。

半田そうめんは、徳島県つるぎ町(旧半田町)でつくられている。小豆島そうめんが全国区なのに対して、半田そうめんは中四国地域で知られたそうめん。

なぜ、いまいちマイナーなのかというと「そうめんらしくない」のである。

太いんである。

日本農林規格によれば、機械麺の場合、そうめんの太さは直径1.3mm未満。ちなみに直径1.3mm以上~1.7mm未満は冷や麦、1.7mm以上はうどんなのだそうだ。

半田そうめんは、たぶんギリギリの太さで「そうめん」なんだと思う。ちゃんと腰があって、旨い。

徳島もブームの影響から「さぬきうどん」を饗する県ではある。が、他県の人が考えているほど、文化は近くない。徳島に遊びに行って「さぬきうどん」が食べられると思ったら大間違い。

半田そうめんっていう旨い麺があるんだから、もっと売り出して欲しいよね。