アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

うわさの新店、さか枝うどん春日店。

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さか枝、といえば讃岐うどんのセルフスタイルを全国区にした有名店である。

山越や田村が発見されていなかったブーム以前から、公務員やら高校生やらがテボでうどんをあたためるスタイルが注目されて、全国のグルメ番組で紹介された。当時はこれで十分ディープだったのだ。

県庁や病院が近く県外者でも比較的訪れやすいさか枝は、間違いなくセルフを広めた店なんである。

後続のセルフ店が続々と支店を増やすなか、この人気店は支店拡大に全く興味がないかのように、一店舗で黙々とうどんを売り続けた。そして誰もがそれを当たり前の事と思っていたのだった。

ところが、なんである。

2011年4月のゴールデンウィーク直前に、突如として支店をオープンさせた。「さか枝うどん ハローズ春日店@高松市春日町」である。スーパーマーケットの北隣に位置する郊外型の店舗。

早速、ゴールデンウィーク5月5日の朝7時に訪れた。

店の外観や品書きの完成度から察するに、これはフランチャイズを見込んだ資本系の業務展開だろう。本家のさか枝がどの程度関わっているのかわからない、というのが第一印象である。

僕はかけ2玉、嫁と同行の叔母は釜玉を注文。叔父さんは釜あげ。

ずるっといく。。。なるほど、中太の麺は適度なコシがあって万人に食べやすい調整。このレベルが早朝から食べられるのなら満足だ。なんてったって、嫁の実家から5分の距離だもんね。

釜玉のだし醤油、釜あげのつけだしは「甘い」と全員一致のご意見。

この店の近辺には「かすが町市場」「しんせい本店」など強豪のセルフが立ち並ぶ激戦区。そのなかで朝7時開店年中無休とネームバリューで勝負を挑む。

これね、おそらくいろんなところから資本系の業務提携や支店のお誘いがある老舗のうどん屋が固唾をのんで注目してると思うよ。

僕的にもコンサルやマーケティングの実例として、定点観測したいっす。