アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

エレキなアコギ

もう、1台目からライブなギターを目論む人も多い。
【エレキなアコギが欲しいんじゃ】の場合。

8割がたエレキに走るのに、アコギを選択した初心者は
もぅ、最っ高ぉ~。このブログ的には。
それでも、やっぱりライブやるには、アンプにつなげなきゃならない訳で、
そういう前提で1台目からエレアコっつー人もいるよね。

エレアコ(エレキトリック・アコースティック・ギター)」
この呼称を使うギターは、ほとんどの場合、
ギター本体の設計段階で、アンプにつなげることを前提としてます。
YAMAHA APXとかTakamineとか、OvationやGibsonのJ-160Eとかね。

で、この子たちの特徴は、生音での鳴りが抑えられているってことです。
だから、「エレアコ欲しいんだけど、生音は?」って質問には、
「そこそこ」って答えるんですよ。

だって、普通のアコギの音をマイクで拾うと、ハウリングが起きるんよ?
それくらい響いてるのを殺してでも、音を拡張するのがエレアコ
でしょ? そりゃTakamineもテイラーもOvationも良いよ。
だけど、それは「エレアコ」としては、って但し書きつきですよ。

例えば、僕が今、タイムマシンで高校だか大学だかに入学して、
ギターな先輩に勧められて、ライブを前提とした生活を歩もうとするなら、
1代目はやっぱりTakamineを選ぶでしょうね。
生音は犠牲にしてでも、ね。

エレアコを選ぶっていうのは、そういう割り切った選択ですよ。