アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

回転の悪い楽器店、なのだ。

昨日は、夕食後の晩酌で酔っぱらったついでに職場の同僚を自宅に呼んで、日が変わるまで楽しくお話ししてました。今日は代休で朝からゆっくりできるという目論見。

午前中はごろごろ、午後からパチンコ屋に行って最近流行のローリスク・ローリターンのスロットを転がす。1,000円の投資が15,000円になったところで引き上げます。今日は妻のおごりで豪華な夕食が控えているから。

妻は人間国宝の弟子だったりする工芸作家。僕とは少し分野が違うのだけど、ものづくり夫婦であったりする。継続は力なりというのは本当で、妻は最近、とある展覧会で大賞を受賞したんです。で、そのお裾分けが今日のディナー。めっぽう旨い寿司屋に直行だ!

おっと、ギターの弦が切れてたんだった。楽器屋によって弦を買っておこう。

コーティング弦は、僕のように汗かきには最適。2ヶ月くらいは良い感じ。そのぶん値段もお高い。4セットで8,000円弱の買い物だから、こういうタイミングでないとなかなか買う気になれないよ。高額弦エリクサーは、いつもなにがしかのキャンペーンをやっていて、ペグ・ワインダーやらピックやらがサービスで付いてきます。特に欲しいモノではないところがミソ。

(あのなエリクサーよ、オタクの弦は高いんだから、購入するのはヘビーユーザー。へなちょこのカポタストなんか付けられても、ユーザーはもっと高額なものをすでに使っているという想像はできんのか?)

店員のおばちゃんがオマケを探して戸惑っている最中、レジ後ろに吊ってある高額ギターを眺めていました。高額、といっても田舎の楽器屋さんですからMartin D-18やGibson J-45の現行品です。いつもは気にしないのですが…。

ん?…あちゃ~。

軒並みトップが腫れてます。D-18のトップは波打ってるではないか!デッドストックというか、デスストック。死亡遊戯。客にはそう簡単に触らせないぞ~っとがんばって神棚に祀っているうちに、仏になっている。あんなに無惨なトップの新品ははじめて。初心者が間違って買わないように、そのまま祀っていて欲しいですね。なむ~。


あ、寿司ね。旨かったっす。値段も聞けないような中トロ。妻よ、ありがとう。