OM2H弦張り替え9/14
6月下旬にオーバーホールから戻ってきたCollings OM2Hの弦交換。
残念ながら、戻ってきたときに張られていた弦のメーカーは不明。右上の写真は、ほとんど劣化していない部分(ナット付近)の拡大、右下の写真はピッキングポイントの6弦の拡大です。
コーティング弦ではないので、1ヶ月もすれば弦は死んでしまいます。「弦が死ぬ」というのは、鳴らないわけではなくて、きらびやかさがなくなるということ。
空梅雨だったとはいえ、7月下旬にはそういう状態でした。
鳴らないギターは、弦が死ぬとどうにもならないんですが、よいギターは温かい木の音が持続するので、それはそれで気持ちいい。
ブライト成分がキンキンして嫌いだという人もいるので、弦が死ぬのは一概に悪いこととは言えません。
さすがに8月を越え、9月の中旬にもなるとギター本体の汚れも気になりますので、エリクサーのライトゲージを張りました。コーティング弦の特徴は、ブライト成分がほとんど切れるまで持続することです。
今回は張り替えタイミングに合わせて、塗装面のキズにスポットをあててみましたので、後日報告いたします。