アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるGibson CF-100 '57

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【2008,8.13現在】
赤丸人気上昇中のヴィンテージ・ギター、CF-100が中古市場に出てますよ。

あんまり市場に出ることがない、いわゆるレアなギターなんですが、あまりにも認知度が低くて「人気がある」とはいえませんでした。かくいう僕も知りませんでした。

突然、人気が出た理由は、押尾コータローが使い始めたからですね。

Gibson L-1をリペアに出して、そのかわりに57年製CF-100を手に入れたそうです。アルバム『Nature Spirit』の「ノスタルジア」などで使用されています。これが今年2月に発売された雑誌で紹介されました。

すると、どこから見つけてきたのか中古市場に、ちらほらよく似たギターが出てくるようになります。

よくみるとCF-100Eとなっていて、マグネットのピックアップがついているエレキ仕様ばかりです。押尾コータローと同じアコギ仕様はかなり珍しいようです。

大胆なカッタウェイが施されていますが、このギターのように先端がとがったタイプを「フローレンタイン・カッタウェイ」といいます。50年代のカッタウェイ加工は、やはりエレキ・ギターをイメージしているようで、アコギ仕様のカッタウェイは珍しいのかもしれません。

基本的にはLG-2と考えてよいかと思いますが、廉価機種には施されない(J-45にすら施されない)指板のインレイから察するに、グレードの高いギターなのだと思います。

本物件は、ズバリ、押尾君と同じ57年製ですから好きな人にはたまらないと思いますよ。