釜玉とかけ小、斉賀製麺所。
ここはS級の名店「たむら@綾川町陶」のお弟子さんのお店。
師匠のうどんは小麦の香りがしっかりとしていて、「うどんの味ってこういう味だったんだ」と再発見させてくれる、讃岐でもめったにない名麺である。
香川出身の妻は、ずいぶん前からその名店の大ファンなんである。僕が「たむら」のうんちくを言えば、「あそこのヤンキー風のねえちゃんにうどん玉いれてもらわんと田村に行ったことにならん」とコテンパンにされる。
15年も経てばヤンキー姉ちゃんは、たぶん違うものになっとるぞ。。。。
ま、そういうことで、お弟子の店が気になるのも当然なんである。丸亀城の東の住宅地をつるつるっと南進すると道沿いに駐車場があり、店舗はその奥にすぐ見つかる。
常連客がそこそこ、と言ってもまだ午前10時だから当たり前なのだが、あまり観光客には知られていない店のようで、おっちゃん数人と家族連れがうどんを食べている。
タイミングよく妻は釜玉、僕はかけ小とちくわ天。。。400円ちょっとの舌代を払い、ガバッと食べる。
半年ぶりの讃岐うどん。美味い。
麺は断面がHになる太めでコシがしっかりとした中讃の典型的なタイプ。僕の好みの麺でうれしい。かけだしはイリコがよく効いたタイプで地元仕様。イリコ出汁を飲むと瀬戸内に帰ってきたとおもう。
ただ、うどんの香りがイリコに負けるから、もう少し出汁は抑えめでもいいかなと思うんだけどね。
よっしゃ、「うどん気分」もノッてきたど~~。
【★★★★注意!このお店はすでに閉店しました★★★★】