アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

平湯さんが著者デビュー!

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僕が平湯さんと出会ったのは、初心者向けコンピュータ雑誌「日経クリック」の創刊号だった。

版元の日経BP社の出自は経済新聞だったから、市販売りのくだけた雑誌をつくるのは初めての挑戦。そんな雑誌のなかでもっともくだけていたのが、敏腕プロデューサー・テリー伊藤の企画ページだった。

カラープリンタの性能検証で、ページ分割した実物大の恐竜を刷りだしてみたり、発表されたばかりのデジカメ(当時100万円もした!)で浅草の銭湯を撮影して、富士山の絵をマンハッタンの高層ビルに描きかえたり。。

まあ、おバカなページ。。。。

こういう無茶苦茶なページを担当したデザイナーが僕で、ライターが平湯さんだった。ふつう、ページ担当のデザイナーは取材や撮影には同行しないんだけど、面白そうなので「来る?」っていわれたら行ってた。

テリーさんの企画ページだから、仲の良かった飯島愛さんにもちょくちょく出てもらっていて、撮影のために楽屋に行くとナインティナイン今田耕司、大林素子とか面白い人たちを見ることが出来た。

で、あのデザイナーは呼べば来るってことで、面白がられたみたい。なつかしいね。

それから僕が会社を辞めても、平湯さんにはずっと良くしてもらってる。彼の本職はコンピュータの解説書や説明書の編集なので、そのデザインのお手伝いをさせてもらうのだった。

平湯さんは大の書籍マニアで狭小住宅に1万冊の蔵書を持ち、雑誌「SPA!」に掲載されるほど。演劇にも造詣が深い。もうなんだかわからないほど、面白い人なんである。

そんな彼がライターとしてでなく、著者として出版デビューを果たした。あ、謎の多い人なんで、すでにデビューはしてたんかもしれん。。。が、僕的には彼のデビュー作だ。


もっと早く出るべき人だったんだよ。嬉しいですね。


で、ツイッターてなんですか?