小豆島の生そうめん、なかぶ庵。
瀬戸内に浮かぶ小豆島は、なかなか観光スポットや特産品に恵まれた島です。
夏は海水浴、秋は寒霞渓の紅葉。オリーブと醸造醤油、そして小豆島そうめんがすでに全国区。
でね、この麺食いブログが避けてきた手延べそうめんっていうのは、乾麺が完成形なんですよね。言うなれば、インスタント麺なわけです。で、お店でそうめんを出そうとすると、竹筒にちょびっと盛って麺つゆかけてるか、流すかするわけです。そんな状態の麺、美味しいわけないやん?
ところが、小豆島にはそうめんの製麺所がいくつかあって、乾燥前の生そうめんを食べられる店があるんです。
「なかぶ庵@小豆郡小豆町」です。え!?ほんまにここを曲がるの?ってくらい細い路地に入って進むと右手に人だかり、その先に駐車場って立地。んー高まる期待!
で、生そうめんしかないので注文も簡潔。到着したら「すぐに食べてねー」と急かされます。そりゃあ、ラーメン的にいうと低加水率の極細麺だから秒で伸びていく。
ズルっといきましたよ。おおお!
そうめんにないモッチリ感。茹で時間を短くしても出ない、この噛み締め感!これは麺喰いの御仁ほど、違いに感動するでしょう。島に渡ったら食べとき。