アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

朝ラーメン、煮干専門店六三ラーメン。

コロナ禍前は隔年で香川県直島のアートスポットに研修旅行をしていたんですがね。高速道路を降りて倉敷玉野線で宇野港までの移動中、気になるラーメン屋さんがあったんですよ。一般人(ラーメンヲタクではないという意味)ばかりの同乗者なので通り過ぎるしかなかったんですが、何年も気になっていた朝ラーメンののぼり旗。

先日、倉敷の実家に帰省しましたんで、念願の朝ラーメンに訪れました。「煮干専門店 六三ラーメン@岡山市南区西高崎」です。

どうしても来たかったのはですね、このお店、香川県三豊市の名店「はまんど」の姉妹店だからです。「はまんど」といえば、うどん王選手権初代優勝者にして、うどんブームを牽引した麺通団の団員「盛の大将」の店です。そこで修行されたラーメン店は、まず間違いなく美味しい。

朝7時過ぎに到着。4グループがすでにお食事中でございます。券売機で「朝ラーメン」をチョイス。10時までの朝営業では「朝ラーメン」と「海老醤油めん」の大小と卵ごはんのいずれかなんですね。

お店に入るとすぐに煮干の香り。饗されたラーメンはとっても綺麗。テーブルの唐辛子を振って色味もバッチリです。スープはエグ味のないいりこ出汁、塩味は優しく上品です。表面の鶏油が「これはラーメンです」と主張していますが、スープ自体は毎朝でも頂けるとても良質なもの。

細めのストレート麺もプツッとした食感で、麺のこだわりは間違いなさそう。「はまんど」系列はうどんに負けない太めのねじれ麺が有名ですが、コシがあって細めもバッチリです。

珍しいのがチャーシューの代わりに添えられている油揚げ。同行した妹曰く「南関あげ」ではないかとのこと。麺の量はそこそこボリュームがありまして、並でも十分です。

昼営業はこの煮干スープに動物系スープが加えられ麺も変更されるそうなので、是非食べたい。なんなら当日にもう一回来たい。。。と思うラーメンなのでした。