アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるKevin Ryan Pierre Bensusan Signature

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【2006.12.5現在】
今日は僕の誕生日だったりする。悲しいかな、あまり誕生日を祝ってもらった経験がない、というか一人きりで誕生日を過ごすことのほうが多かったので(←出だしから暗いな)、「特別な日」とはあまり考えていない。結婚してからは妻が祝ってくれるのだが、特にプレゼントがあるわけではなく、いつもより高価な日本酒か、ワインが食卓に並ぶ。

それで充分です、だれかが祝ってくれるなら。

そんでも、この世のどこかに「モノ」で誕生日を祝ってくれるパトロンかマダムがいるのなら、お言葉に甘えます。で、きっとおねだりするであろう「モノ」がこの物件だったりする。

Kevin Ryan Pierre Bensusan Signature ハカランダ 2000年代

Kevin Ryanは超高級手工ギターとして知る人ぞ知るルシアーである。日本では90年代半ばから主にフィンガーピッカーを中心に話題になったのではなかろうか。ギターをとっかえひっかえする中川イサトもやっぱり使用していた。世界的なアコースティック・ギタリスト、Peter Fingerが使用することでも知られる。

そして、同じく世界的なギタリスト、Pierre Bensusanのシグネイチャーが本機というわけだ。もともとのベンスーザン・モデルはマホガニー・ボディで、DADGADチューニングがスタンダードという設定であった。この物件はハカランダ・モデルで仕様が若干異なるよう。しっかし、綺麗だね。

ヘッドとボディのバランスがいかにも鳴りそうな素敵さ。ボディ・トップの面取も興奮してしまう。肘を置く部分、普通なら90度のかどに痛々しくあてがって、肘と二の腕の内側が赤くなっちゃったりするんだけど、なに、これ、いいの? こんなに優しくかどが落としてあったりして。全体的にシックでウッディな上品さが漂う。

値段はASKっつーのが、寿司屋の「時価」みたいで怖いんだけど、誰か聞いてみてくんないかな。パトロンさんかマダムさん。

ギター専門店 パル
http://www.guitars-shop.com