アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるCollings Winfield Brazilian'92

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【2007,7.6現在】
コリングスのクラレンス・ホワイトモデル。

クラレンス・ホワイトは、米国のカントリー・ミュージック界では最も優れたギタリストと評された人。1973年、飲酒運転の交通事故に巻き込まれ、29歳で他界しました。

クラレンスの所有していたMartin D-28は、1935年製でシリアルナンバーは58957。なぜかサウンドホールが大きく切り広げられていて、指板の一部がサウンドホールに飛び出していました。

クラレンスの死後、彼を敬愛するミュージシャン、トニー・ライスが購入。このギターの数奇な運命が伝説となり、いくつかのメーカーからレプリカ・モデルが作られているのです。

サウンドホールを広げることが音に良い影響を与えているのかについては、いまだ明快な答えは出ていません。けれども、そのギターの所有者達の物語に、多くのミュージシャンが憧れるのかもしれません。

僕的には、コリングスの初期モノのハカランダということで、すんごく気になる。

ドルフィン・ギターズ
http://www.dolphin-gt.co.jp