アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるMerrill C-28 '02

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【2006.12.07現在】
美品のMerrill C-28 2002です。メリル・ギターは、Martin社の戦前モデルをベースとした、いわゆるポスト・マーチン・エイジのメーカー。コリングスやサンタクルーズを90年代ポスト・マーチンの最右翼と位置付ければ、メリルは00年代を代表するといっても過言ではないでしょう。

押尾コータローマホガニーのC-18を手に入れたことが雑誌に掲載、一躍話題のメーカーになりました。

フィンガー・ピッカーを中心にC-18が売れ筋となり、続いてローズウッドC-28の人気も過熱します。ところが、押尾コータローがヒッティングでC-18のトップを割ってしまい、修理中であることが知れ渡ると、ネットを中心に「メリルはトップが薄い」という噂が流れます。しかし、輸入代理店や販売店、リペアショップ情報を総合すると、同様のトップ割れリペア依頼がないこと、実測値からも特に薄い作りではないことが説明されていて、一時広まった噂には根拠がないことがわかりました。

そうとくれば、重厚感のある低音と力強さをもったメリル・ギターを気にしない手はありません。

この物件は状態も大変良さそうで、ほんまに抱えて音出ししてみたいです。フラット・ピッキングも良さそうな顔立ちですよね。ナット幅42mmというのは少し狭い気がしますが、Vネックであることを合わせて考えれば、感覚的には43.5mm幅くらいでちょうど良いのかもしれません。

ブルージーコーポレーション
http://www.blue-g.com