アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるCollings Baby 3 '07

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【2007.10.9現在】
新品のコリングスなんですが……ちょっと気になりますね。サイズがね、小さいんですよ。

こういったギターを「パーラー・ギター」って呼ぶんです。パーラーは「小規模の人の集まり」という意味だそうで、ヨーロッパ貴族が午後の紅茶をたしなみながらポロンポロンと奏でるイメージなんですね。

ですから、旅行先でも簡易に弾ける'90年代に流行った「トラベルギター」や、子どもや女性が抱えやすく住宅事情を考慮して大鳴りしない最近流行の「ミニギター」とは、似て非なるもの。パーラーギターのなかには、豪華なインレイが施されたものも存在します。

さて、このコリングスのパーラーギターは、新品で130万強のお値段。

目ン玉が飛び出ます。。。社長のビル・コリングスいわく「小さくたって、かける手間は同じだから」ですって。はい、納得。人間、不思議なもので、小さいものは安いんじゃないかと思い込むようです。

たしかにハワイアンには欠かせないウクレレも、カマカ製でトラ目のコアとか使ってると、平気で30万とかするもんね。ごめんなさい。。。もう小さいからってバカにしません。

しかもコリングスですから。僕のOM2H、そこらのドレッドノート・サイズよりも音はでかいですから。さぞや怪物ベイビーなんでしょうよ。

クロサワ楽器 ドクターサウンド1・2F アコースティック・クラシック
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