アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

フォー・ボー、Jeepさんハノイへ行く⑥

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はいはい、皆さんお待ちかねのフォーですよ。

鶏ガラ出汁に鶏肉の「フォー・ガー」についてはすで報告しましたが、そんな1杯や2杯のフォーで満足するようなJeepさんではありませんよ。今回はフォー・ボーの有名店を2軒、食べ比べてみます。

フォー・ボーというのは、牛骨などからとった出汁に牛肉をのせたフォーです。

まずはハノイno.1の呼び声高い旧市街の「Pho Gia Truyen」。朝営業は6時から11時までの行列必至の人気店です。牛肉はチン(煮込んだもの)40,000ドン、タイ(半生)45,000ドン、タイナン(両方)50,000ドン。日本円への換算は目安として「ゼロを三つ取って5かける」です。

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半生の牛肉とはちと怖い。カウンターで勇気を出して「(僕が)タイ、(妻が)チン」と伝えたんですが、チンが二つ出てきましたw。まあいいか。

ドンブリを持って空いている席に座ります。

で、スープを一口。ああ、これはうまい。香草が効いてるのは同じですが、やはり鶏ガラ出汁とはコクが全く違います。しかもこの店、茹で立ての麺に当たったらしく、麺が元気でうまい。

僕が訪れた朝7時には外国人は見当たらなかったのですが、大教会から徒歩10分ということもあり、観光客にも使い易い店のようです。

そして、もう1軒。フォー・ボーの専門店「Pho Thin」です。

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大教会から徒歩で25分ほどかかりますから、タクシーを使うのが正解です。僕は歩きましたけどね。だって、観光客と見るとタクシーは普通にボリますから。

さて、Pho Thin。メニューはフォー・ボー50,000ドンの一本勝負!ええやんか!

ドンの桁に慣れなくて、間違えて5,000ドン差し出してしまいました。そしたら、お笑いコンビTKOの木下そっくりの大将が「フン(この看板見い)」みたいな感じです。

あ、これは失礼。一杯250円のフォーに25円出されたら、そりゃ気分悪いわな。汗)

で、しっかりお支払いが済むと、木下「しっだん」と言ってます。「木下、何いうてんねん」と立ちすくんでいると、「シッダウン(店の中に入って座って待ってて)」と言ってるようです。

このお店、席までドンブリを運んでくれるんです。木下、優しいやんか。いや、運んできたのは三助だけど。

で、一口食べてびっくり!美味い!これは一番美味い!香草もうっすら感じますが、それよりもネギの風味が強いです。出汁はスッキリしていますが、コクがあって牛独特の臭みもありません。

トッピングの牛肉に仕事がしてあって、これも美味さの秘訣のようです。他のお店と同じように調味料がいろいろとテーブルに置いてあるんですが、やっぱり唐辛子が一番でしたね。

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これが3カケくらいでかなり効きます。うーん、この店の美味さはちょっと別格だったなあ。

帰りがけ、木下が「カムオーン(ありがとう)」というので、デリシャス!アメージング!いうておだてておきました。ありがとう、木下。さようなら、木下。

なかなか食べる機会のなかった名物のバインミーも、空港で食べることができましたよ。おきまりのハノイビールとね。汗が死ぬほど出るハノイで、僕を助けてくれたのは間違い無くハノイビールでした。

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ということで、他にもグルメ写真はあるんだけど、ハノイ編はこんなとこにしておきたいと思います。ネタがなくなったら、蔵出しするかもね。じゃあ、タム・ ビエッ(さようなら)!