アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるGreven Prairie State '03

イメージ 1

【2006.11.18現在】
高額ギターだけを紹介する気は毛頭ないのですが、無視できない物件がたまたま高額ギターに偏っている昨今。本日取り上げるギターも高額ですが、Grevenが出てきたんだから仕方ないよね。

押尾コータロー人気で火がついた個人ルシアー、グレーベン制作のギター。もともと高級ギターではあったのだけど、押尾君のメディア露出で値段は高騰、中古物件が市場から消えるほどの人気ぶり。さすがに今年夏あたりから徐々に落ち着いてきたのか、状態の良さそうな物件もチラホラ戻ってきました。

押尾君以前にも中川イサト岡崎倫典ら、フィンガーピッカーが使用していて、ヘッド突き板部分に白鳥貝による女性像の象眼(通称ホワイトレディー)が施されたものは大変人気がありました。

さて、このGreven Prairie State '03。

ヘッドだけ見るとGrevenとはすぐにわからないデザインになってます。そういうところが一歩たりとも同じところにとどまらないグレーベンさんっぽくて好きです。なんか、もう注文なんか無視で、「今はこれが作りたいんじゃぁぁああ」って感じが。

んで、ボディの横幅が広いでしょ?スケール(弦長)も670mmの超ロング。どのくらいロングかというとGibson J-45が628mm、Martin D-28が645mmなんだからメチャメチャ長いことがわかります。最近流行のドロップ・チューニングでも安定したテンションが得られるそうですが、……からだが大きくないと弾きにくいんじゃない?

にしても、比較的新しい物件だし、状態も良さそうです。Grevenを探している人には朗報になったでしょうか。

三木楽器 梅田店
http://www.mikigakki.com/miki/justin/commingsoon2.html