アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

オーディションの思い出なのだ。

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小泉今日子主演「生徒諸君!(1984)」日本ヘラルド映画である。
主題歌は小泉今日子の「スターダストメモリー」。僕はこの映画のオーディションを受けた恥ずかしい体験の持ち主だ。

小泉今日子のファンだったわけではない。

元を正せば、入学したばかりの進学校に不満があったのだ。僕の町には県立の普通科が4校あり、選抜入試で合否を一括して決定し、偏差値に差が出ないように合格者を振り分けていた。僕は何とか合格したものの、自宅から最も近い高校への入学はかなえられず、6キロほど離れた山向こうの高校に入学した。同じ中学校出身者も少なく、最初の模試の結果もふるわず、「やめたい」と思った。

だけど、たんに「やめる」のは格好悪いから、「転校」にしたいわけさ。それならいっそ堀越学園かなんかに転校するんがええやん? いや、バカが考えることですけん、許してつかーさい。

と、いうわけで、なんとか格好良く転校するためにとった行動が「映画のオーディションを受ける」であったのだ。

青春は迷走しとるの。

履歴書と写真の1次審査は合格。歌を吹き込んだテープによる2次審査も合格。晴れて中国地区オーディションに出場。書いてて泣けてくるな。午前午後の2部構成で、午前には200人くらい出場してたかな。んで、ステージにマイクが一本立ててあって、名前を言うだけで通り過ぎなきゃいけない。ただそれだけ。

で、僕はいっぱつ芸でも噛ましてやろうとしたら、とめられた。

しかし、首尾良く30名ほどに選ばれて、ステージに再度上らされて監督などの質問に答える。

監督に質問された。「君、水泳は得意ですか?」
僕「はい、得意です」
監督「どのくらい、泳げますか?」
僕「…50メートルくらいですか」(←それは得意というレベルか?)

などと微妙な返答をして、ふつ~に落選いたしました。現在の大人の僕なら、オーディション自体が映画の宣伝活動なのもわかるけど、若いって怖いですね。その一件以来、僕は転校を諦め、アウトロー的高校生活をはじめたのですた。まる。