アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

ビンテージギターのお手入れ

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年の瀬ですね~。明日は天候が悪いようなので、なんと急遽、今から帰省することになりました。となると、なんだか恒例になりつつある「アコギの年忘れ大掃除」をしておかねばならん。

今回はヴィンテージ(←お年寄り)のGibson SJ 1955を綺麗にしてあげましょう。

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しばらく触ってないんです。左の写真はペグ部分ですが、ギブソン50年代にみられるプラスティックのつまみは、経年変化でご覧のように粉をふいて崩れていくのです。これ、なかなかレアな写真です。サドルは牛骨ですが、ずいぶんと低い設定になってます。

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そして、これまた撮影するのが難しい塗装のチェッキング。写真だとどうしても綺麗に見えてしまうのですが、いろいろ工夫してみました。どうですか? 1955年製になるとここまでチェッキングが入ってきます。板の割れはないので、僕はとても気に入っています。

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指板の象眼もなんだか焼けこげたような経年変化が見られます。どうも木材とパーロイドの収縮度の違いによるモノだと思います。ヘッドのギブソンロゴも結構な貫禄です。きれいきれいにいたしました。

それでは、また来年。よいお年を!