アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

驚きと感動、山内うどん。

イメージ 1

アタマを何かで殴られたような驚きというのは、こういうことを言うに違いない。

さんざん情報を調べて知っていても、「怪しい」と呼ばれる製麺所を食べ歩いていても、この「山内うどん@仲多度郡まんのう町」を訪れて驚かない人はいないだろう。もう、常人の理解できる範囲を超えているうどん屋である。

正月五日ともなれば、S級の有名穴場店が続々と営業を開始する。これを無視して瀬戸大橋を渡れるほど、僕は大人ではないんである。Uターンの荷物を積んで、高松から小一時間、西南に向かう。途中、福岡ナンバーのワゴン車が羽床方面に左折していったが、あれは間違いなく「山越@綾歌郡綾川町」を目指しているに違いない。

満濃池から197号線をどんどん走っていって、左手に「うどん」のきちゃなぁ~い看板に驚き。土讃線の線路をわたって急な坂を左に曲がれ、というアプローチにも驚き。竹藪の向こうに出現するうどん屋にも驚き。

この場所に店を開く感覚がさっぱり理解できん。。。。

さて、営業初日の朝10時20分、行列はなし。おばあちゃんが「何にしますかー」いうんで、「ひやひやの小とあつあつの小」を注文。僕は「宮武ファミリー」のお店に行くと、決まってこのチョイスである。

まずは「あつあつ」から。。。。あぁ~~うめぇへ~~(←最後は声が裏返る感じで)。

お出汁が最高、うどんのコシも申し分ない。ちゃんと麺に味があるうどん、久しぶりかもしれんな。一気に、ほんまに一気に食べてしまう。。「ひやひや」はさらにツヤがあって美味しいが、今日は「あつあつ」が最高! 

小麦の高騰をうけて「申し訳ありません、値上げしました」いうて貼り紙があったけど、小200円、大300円のどこらへんが値上げされとんのかよく分からん。。。店をでた僕は改めて看板を見上げた。

「う どん」。。。デザイナーとしては、その「う」と「どん」の間に込めた思いが気になるのであった。

讃岐うどん遍路 山内うどん
http://www.shikoku-np.co.jp/udon/shop/shop.aspx?id=512