アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

気になるGuild F-30R PS '82

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【2008,5.30現在】
マーチン、ギブソンに並ぶ御三家のメーカー、ギルド。

その名は中世ヨーロッパの職人共同体ギルドからきています。産業革命以前の手仕事による良質の工芸品をめざして命名されたものだと思います。70年代のフォーク・ロック・シーンには欠かせないギターを生み出しました。

本物件は"PS"、ポール・サイモンのシグネイチャー・モデルです。

サウンド・オブ・サイレンス、明日に架ける橋の「サイモン&ガーファンクル」のサイモンですね。ギター好きなら一度は挑戦するインスト「アンジー」もええです。

サイモンさんはナイナイの岡村さん傾向のちびっ子なんですね。

だからギターは自分のサイズに合うように特注したものを多く使っています。YAMAHAの特注モデルを使っていたのもよく知られていますが、PSモデルを早い時期から作っていたのはギルドだったようです。

全体のバランスは、もともと大きめのギルドのヘッドがさらに大きく見えるほど、ボディは小振りに作られています。サイモンが抱えるとそこそこ大きなモデルに見えてしまいますが。。。

PSモデルに共通するダルマ型のボディ形状、僕は好きなタイプ。

当時のギルド日本代理店が企画・限定販売したモデルだそうで、中古市場になかなか出てこないレアギターなんですって。ギルドの中古はマーチンやギブソンのように高騰していないので、本物件も納得の価格だとおもいます。


ホーボーズ
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