たこハイとマラソン、なのだ。
考えてみると、僕が最初にお酒にこだわったのは、高校2年生の頃。。。
ところが、週に何度も店で一杯ひっかけるほど、おこづかいはありゃしない。当然である。
2ヶ月ほどして冬の足音が近づいてくると、僕は「体力作り」と称してマラソンを始めた。半分は本気だった。自分が決めたコースのちょうど中間地点に「酒屋ひろせ」があった。(笑)
当時は、酒の自販機なんてユルユルだったから、「たこハイ」を一杯飲んで走り出す。
たこハイ。。。懐かしい響きだなあ。田中裕子のCMで当時大ヒットしたアルコール飲料。炭酸飲料を焼酎で割ったモノで、ほとんどジュースみたいなもんだったような気がする。。。
で、そのあと走って帰宅して、夕飯を家族全員で食べるわけ。
親父が「顔が赤いで」というから、「一生懸命、走ったけんの」と切り返す。悪いヤツですね~~。いいのよ、それで。人間、あっち行って折れ、こっち行って折れして真っ直ぐになっていくんじゃけん。。。
自分に優しく、他人にきびしい、僕でした。