アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

黄昏醤油そば、黄昏タンデム。

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面白い店名だな~~ってのが第一印象で、しかも美味しいらしいじゃないですか。そもそも店のコンセプトがこれほど「立ってる」ラーメン屋を僕は知らない。

「黄昏タンデム@丸亀市綾歌町」です。http://tabelog.com/kagawa/A3702/A370202/37008021/

国道438号と国道32号の間の、田舎道沿いのわかりにくい立地。砂利を敷き詰めただけの駐車場は満車です。でも、なんだか楽しい。店内には子ども連れも多く、少し待って着席できました。

コンセプトが昭和40年頃のたそがれ時のイメージらしく、マンガ本やフィギュアなども面白いですし、黒板に書かれたなかなか絵心のあるウンチクも嫌味なく、ウキウキしてきますよ。

これがね、資本系のラーメンチェーンなんかでやられるとイヤラシイわけですが、個人経営でレベルの高いことやってるんで楽しいんです。ちゃんとラーメンの周囲にも気を使ってるのが伝わってきます。

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この店舗の外観で、いろいろちゃんとしてる。

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ね、楽しいでしょ。

冒頭の写真はデフォの「黄昏醤油そば 700円」。鶏の出汁がベースですが、讃岐らしくイリコ出汁があわせてあって、すっきりとした中にコクとイリコ独特のクセが効いています。

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かみさんが食べた「潮騒の鶏塩そば 750円」。こちらは昆布と鶏の優しい味わいでいただける塩ラーメン。こちらも美味しいです。

それにしても、お客さんがひっきりなし。しかも、子どもが多い!おそらく夏休み最後のお楽しみに、従兄弟たち小学生6人でやってきたんでしょう。「2,000円もらってきたで」とか言いながら、入ってきます。

ま、2,000円では3人前にもならんがの。

僕はとてもいいことだな、と思いました。ちょっと小学生には贅沢にも感じますが、このお店のように正当に作ったラーメンを子どもの頃から食べておくのは良いことだと思います。

まだまだ人気が出そうなお店でしたよ。