店舗は元農家、あやうた製麺。
2013年の正月帰省。
今年は暦の関係で、うどん屋さんの多くは4日以降の仕事始め。もちろん僕もUターンしなけりゃいけないので、かなり店を選ばなくてはいけない。
しかも、できれば新店に行きたいではないか。
この場所というのが、まあ、およそ商売が出来るとは思えない田んぼの真ん中で、うどん屋があると知らなければまず通り掛かることもないような脇道沿いの立地。
見れば完璧、農家だったであろう我が実家と同じような作り。さらに驚くのは、うどん屋開業前は「あやうたライフ」という地の土産物屋だったというのだから、どんな所でも商売は出来るんだなと唸る。
開店目印のオレンジ色の旗は、この日の強風で表に出しておらず、行列めがけて到着。
しばらく待った後に「熱いかけ小そのまま」と「ぶっかけ冷たいの小」を注文。うどんの湯がきが間に合わず、「お席にお持ちします」とのこと。
さて、元納屋を綺麗に改装したらしき和風の土間で待つことしばし。
饗されたうどんやいかに。。。う、ううまい。
うどんの麺はぬるっとした食感を残した感じで、つるもちっとしたうまさ。ぶっかけだとさらに弾力が増して楽しめる。出汁はイリコがしっかりとした讃岐風味。新店にしてこのグレード。実は高松の名店「もり家」の麺を使ってるんですね。うまいはずだわ。
もうほんとに、近場に何かあるような立地ではないので、この店だけ目がけて行ってください。