アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

うんちく

「鳥取・島根のラーメン本2014」発売中!

山陰のカリスマ・ラーメンブロガー,麺ある記さんが監修された「鳥取・島根のラーメン本2014」が発売中です。 ブログはじめて8年になりますが,僕のブログはどちらかというと「自分のための覚書」といった側面が強く,あまり積極的に書き込み欄やブログの相…

独断!松江の拉麺S級2014

島根県松江市にはおよそ70店ほどのラーメン店があり,その数は決して多くはありません。が,他県から出張や観光で訪れて,土地のラーメンを食べようと思うと,なかなか選びようがないのも実情です。 夏休みだということもありますんでね,極個人的な好みでS…

「釜あげ」を考える

「釜あげ」……釜揚げ(かまあげ)とは、釜または大鍋で茹でて、茹であがったまま何も手を加えない食材の事を指す。(Wikipedia) 「釜あげうどん」……釜揚げうどん(かまあげうどん)とは、茹でたうどんの麺を、温かいつゆにつけて食べるうどん。(中略)麺を…

瀬戸内国際芸術祭批判に思うこと、なのだ。

ちょっとガラにもないことを書いてみようと思う。 瀬戸内国際芸術祭なるイベントが2010年夏に開催されたことは記憶に新しい。島々をめぐりながら現代美術の作品や建築物を鑑賞するイベントで、県内外を問わず、国外からも多くの観光客が訪れた。 このイベン…

牛丼一筋であること。

吉野家の苦戦鮮明 「強気価格」客離れ招く 牛丼大手3社の2010年3月期(吉野家ホールディングスは2月期)連結決算は、牛丼(並盛り)の通常価格を昨年末に値下げした「すき家」のゼンショーと、「松屋」を展開する松屋フーズの好業績に対し、「吉野家…

讃岐うどんの条件

讃岐うどんブームのおかげで、全国のうどんレベル向上と低価格化がすすんだのは間違いない。 ほんの10年前まで、うどんといえばコシのない茹で置き麺があたりまえ、たまに茹でたてを食べさせる店があっても、民芸調の店作りで価格は和そば並みの値段。。。と…

連休さぬきうどん攻略!

なんだ、君も讃岐にうどん食べに行っちゃうの? 全国770カ所以上の高速で渋滞が起きると予測されているのに、みんな橋を渡っちゃうのね。。。 この期におよんで「讃岐うどんブームは遠い昔、行くなら今だ」って常識外れの人はいないだろうが、もしも「あの頃…

飲食店を「認定」する愚かさ

あほうらしい。昨日の「とくダネ!」でも取り上げられた「佐世保バーガー」の認定制度。 ハンバーガー伝来の地を売り物にして全国的に有名になった「佐世保バーガー」の味を守ろうと、長崎県佐世保市で佐世保バーガー認定委員会ができた。ブームで新規店が乱…

化調雑記なのだ。

今日の昼食は醤油らあめんだった。 いつもなら替え玉といくところだが、ダイエット中につき断念。午後6時からの会議に腹が鳴ったりしないだろうか。 それはさておき、最近のお気に入りのラーメン屋での昼食だったのだが、「あの店そんなに美味しいと思わな…

うどんと「味の素」の関係

近くに美味しいうどん屋さんはないかと検索していると、あるブログを発見した。そこには島根県内で「さぬきうどん」を標榜するうどん店の食べ歩きが記してある(3店舗+準備中1店しかないけど)。そのなかの一文に「だしが変わったと思って店長に聞いたと…

うどんに「そば湯」がない理由。

自分の常識がどこでも通じると勘違いしている人は多い。関東人にとって「そば」は思い入れのある食べ物だし、ざるそばのシメに「そば湯」を飲まないと喰った気がしないという人もいるだろう。 讃岐うどんブームが盛り上がりつつあった頃、まだその正体が広く…

讃岐うどんが合わない人

本場讃岐うどんを食べに行くなら、と何人もの知り合いに聞かれ続けて早十数年。最初の頃は、一般店で600円程度のうどんを体験してもらい、セルフ系→製麺所と徐々にディープへ誘うという方法だった。今では最初からディープじゃないと話が進まない。自分が好…

讃岐的!天ぷらか揚げか?

讃岐うどんのオプションとして「天ぷら」は定番だ。天ぷらで有名店になった高松市内の「竹清」。もうすでに全国区になってしまった感のある「半熟たまご天」は竹清の名物といって良いだろう。超有名店「宮武」に天ぷらを卸している「藤原屋」。でっかぁ~い…

宇高連絡船のうどん

生粋の讃岐人でうどん好きの嫁さんには、頭が上がらない。うんちくをたれても「その程度の経験ではまだまだやの」のひとことでノックアウトである。まあの、香川の文化は県外者から見れば特殊すぎるけん、なかなか本質のところが理解できん。だってさ、うち…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?パート2

新規参入店や県外店がことさらにとりあげる「ぶっかけ」というメニュー。今や讃岐うどんを代表するメニューだが、実はお向かいの岡山県倉敷市に起源があるという話。香川県の老舗のうどん屋は、決して「ぶっかけ」を全面に押したりはしない。新規参入店も県…

うちの嫁さん、うどん食い。

うちの嫁さんの自慢をしておこう。 昨日かまたま、失礼、たまたま「うどん全店制覇」を眺めていて、どのくらい讃岐のうどん屋に行ってるのか勘定してみた。僕は基本的にチャレンジを好まない。各ジャンルの旨い店を決めたら、その店以外にはほとんど行かない…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?

昨日のつづき。麺料理でどうにも気になる3つめだ。 【その3】「讃岐うどん」といえば「ぶっかけ」? 「ぶっかけ」とは、冷水で締めたうどんをそのまま(ぶっかけ冷や)、もしくは一度湯がいて温めたうどん(温ぶっかけ)に、ダシつゆをチャッとかけて食べ…

麺で納得いかんこと!

以前から麺料理で納得いかんことがある。 責任者でてこーーい的なことがあるのである。 【その1】「湯だめ」を「釜あげ」と称するうどん屋。 さすがに香川県では滅多に見ないが、ブーム前、つまり1996年以前からある 「本場讃岐うどん」と称した県外のうど…

UDON的夏休み2

昨日のつづき。 4年間限定の香川人で、その後も友人と遊ぶために頻繁に香川を訪れ、 香川人の嫁をもらった僕なのだが、まだ行ったことのない美術館があった。 イサム・ノグチ庭園美術館。 日系II世のアメリカ人で世界的な彫刻家、のぐっつぁんのアトリエを …

UDON的夏休み

ご無沙汰である。大変なご無沙汰である。 お盆過ぎまでの超人的な(←あくまで私感)忙しさで更新が滞り、 そのまま1週間の夏休みに入って今にいたる、のである。 長期の夏休みは海の向こうで過ごした。 瀬戸内海の向こう、そう、いつもの香川県である。 嫁…

8玉のうどん

だいたい…24時間ギターのことだけ考える人は少ない。 仕事もあれば、他の趣味だってある。 二日の更新をさぼったのは、ほかでもない、 夫婦そろっての趣味を満喫するためだ。 妻の実家であり、僕が大学4年間を過ごした 香川県はごぞんじのとおり「うどん王…