弟子を育てろ、の巻
今回はちょっとお怒りモードなのである。
美味しいラーメンを食べようと馴染みの店に顔を出した。いつもの店主の顔はなく、しばらくアシスタントをしていたスタッフが切り盛りしている。いくつか姉妹店があるから、店主はそちらなのかもしれない。
饗されたラーメンはいつものように美味しそうなんだけど、食べるとちょっと拍子抜け。
いつもよりスープの味が薄く、麺は茹ですぎ。清んだスープが売りなのに食ってるうちに麺の茹アクで濁っていく。シロウトの分際で言うのも失礼だとは思うが、ハッキリ言って店を任せられる調理技術ではありません。
店主は決して悪い人ではないんだけど、なぜか商売を大きくしようと焦るのである。
以前にも姉妹店を作ったがまもなく撤退した。なにがダメだったか、店主はわかってないんだろう。理由は店主がいないとき。充分に育ってない弟子に任せるから、グダグダなラーメンが出てるんですよ。
麺をあげて調味したスープをかけるだけなのに、こんなにも印象が変わるということがわかり、勉強になりましたと喜ぶべきだろうか。。。教訓、中途半端な教育は師匠も弟子もダメにする。
