アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

キッチンスタジアム、らーめん神話。

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手塚治虫火の鳥」に実写版があったことを知ってる人は、はたしてどのくらいいるだろう。

監督は「犬神家の一族」で知られる市川崑

金田一ブームのさなか、1978年に「女王蜂」と掛け持ちで制作したのが「火の鳥」だった。めちゃめちゃ豪華な俳優陣、アニメーションと実写の合成など見るべきところは多々あれど、ビデオ化はされていない。

それが松江テルサの名画劇場で上映!

新世紀エヴァンゲリオン」で注目された特太巨大な明朝体、これをクロスワードパズルのように配置するレイアウトは市川崑犬神家の一族」のオマージュ。「火の鳥」のクレジットもその手法で仕上げられている。

僕はそれを確認するために前売り券買って行ってきた。相当な好き者である。

館主さんの「フィルムの貸出料が高額で、火の鳥ならぬ火の車」というなんだか切実なギャグ、開始20分でフィルムのトラブルにより15分中断するなど、なかなかハラハラする上映会であった。

子どもの頃にテレビで見た印象よりも面白かったです。もっと駄作だった印象が。。。いや、失礼。

で、見終わったあとに神話つながりで「キッチンスタジアムらーめん神話@シャミネ松江」へ。一店舗で三つのブランドを併置させる挑戦的な経営戦略。。。ま、スープが3種類ということなんですがね。

「北海道麺話 北海道熟成味噌麺 カムイ」、「神戸麺話 鶏パイタン麺 イザナギ」、「出雲麺話 島根あごだし麺 やくもづ」。。。と、こんなかんじ。で、やっぱり「火の鳥」見たあとは「鶏」だろう。

注文したのは「チャーシューパイタン麺920円」。

スープは若干薄口だけどすっきりとして美味しい。肉太のチャーシューはボリューム満点で、柔らかく味もしみていて文句なし。加水高めの中太ちぢれ麺にはもう一押しなにか欲しい気がするが、ゆで加減などに不満はない。

場所がらちょっとなめてましたが、予想外にいい感じだったので、また行きます。