アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

民家風ラーメン屋,莢。

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なんだか評判の良いラーメン屋が実家の近くにあるというので行ってみた。

莢(SAYA)@倉敷市南町」である。商売する上で,ネーミングというのはなかなか難しい。分かりやすければ良い訳ではなく,引っかかりが必要だ。

にしても,読めない。読めないよ,その漢字。

で,店舗はその昔,大高街道と呼んでいた道沿い。昭和の時代には倉敷駅と水島を結んだ主要道路だった。近年では,片道3車線の道路が併走したために,裏道的な扱いになっている。

そこに隠れ家的な店舗。というか,民家?的な佇まいなのである。

なにが変かというと,民家風といえば「木造藁葺きの田舎のばあちゃんち」的な民芸風店構えを想像するわけだが,このお店は「積水ハウス」とか極現代の民家。普通に人んちの骨格なのに,気がつくと窓の内側はカウンターで,ラーメン食ってるのが見える,と。

運良く,1席空いていて「塩そば580円」を注文。

あ,これは丁寧な仕事,複層する味わい。支那そば系なのか,倉敷では珍しいタイプ。倉敷は鶏ガラ+いりこ出汁に醤油ダレで,値段も安めだから。このラーメンで580円はかなり頑張ってる。

人気があるのも頷ける。ラーメン好きの隠れ家って位置づけが良いんじゃないでしょうか。