青竹平打ち麺，麺壱吉兆。
本職のデザイン関係で，どうしても観ておきたいものがあり，東京への航空券を取ったのが７月初旬。で，超大型台風直撃の不安もありつつ，なんとか金曜最終便で上京。
航空券とのパックで指定したホテルが東品川というかなりマイナーな場所にあり，ここいらで〈ビビビッ！〉とくるラーメンを食べようと画策。
見つけたのは「麺壱 吉兆＠東京都品川区」。
羽田から青物横丁まで電車，そこからホテルとは反対方向へ徒歩10分ほど，大井町駅近くの路地裏。カウンターしかない風情のある「中華そば屋」に行列アリ。
並ぶことしばし。台風一過のにわか雨も濡れるほどではなく，なんとか店内に。並びの最中，中華そばと支那そば，ワンタン麺で悩むも，ここはオーソドックスに「中華そば 650円」を注文。
で，饗された中華そばや如何に。
おおっと見かけによらずパンチがあるぞ。青竹に体重を乗せて打つ独特の平打ち麺は美味しい。具材もオーソドックスだけど素晴らしく吟味されていて満足。チャーシューの燻製風味にもこだわりを感じる。
やはり来て正解。大盛にしようか迷っていたけど，普通の盛でもちゃんと満足できる量がある。アブラは当世風にやや多めだが，他のメニューも試したい美味さでした。
お店のカレンダーによると，７月最終週からおよそ１ヶ月，病気療養のため休業とある。訪れるタイミングとしては絶妙だったが，どうぞお身体ご自愛ください。
そして，この日の夜が都内では今年初の熱帯夜であり，ぶっ倒れるほどの湿度と温度のなか，ラーメンを食べて汗だらだらになりながら，大井町付近を散策したのであった。
