アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

タイミングの勝利,中村。

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10名での香川ツアー,目的地は丸亀の猪熊弦一郎現代美術館。僕に課せられた最後の難題は,日曜日のお昼に10名が食べられる美味しいうどん屋

讃岐うどんは基本的に「日常のうどん」なので,日曜日定休のお店は多い。特に県外客があまりに押し寄せるので,わざと日曜定休に変更した超有名店も少なくないのです。

プラスの条件として,昼食後は瀬戸大橋を渡った倉敷市内の大原美術館に行く予定。大きく経路を外れたお店では,時間が読めなくなってしまいます。。。う~ん,これは難しい。

で,うどん案内人の僕としてはですね,美術館を出て移動しそうな時間が11時30分と,少しだけ正午よりも早いことを確認して,次のようなプランを考えました。

“「中村@丸亀市土器町」をめざし,駐車場が一杯なら,すぐさま「七福別邸@坂出市川津町」に移動する”

ここまで「いわゆる」な讃岐うどんらしい強いコシの太麺を食べてきたので,「軟体コシ」と呼ばれる独特の細麺を食べさせて,讃岐うどんの奥深さを知らしめたい。「中村」はその最右翼です。

「七福別邸」は高松市内の官庁街に店を構えた「七福」の姉妹店で,こちらもコシのある細麺が頂けます。開店から日が浅く,観光客にはあまり知られていない。さらに郊外型店舗なので,駐車場もゆとりがあります。これがセーフティーネットに定めた理由。

さて,結果。中村の店前で,ちょうど我々のクルマが入って満車という状況。ラッキー!すぐさま行列を作ります。朝うどんで「バカ一の2玉」を食べて瀕死だった女子は,コンビニでスイーツだそうですw。

「ひやあつの大 330円」いやー,あいかわらず美味しいですね。混んでいなけりゃ,お代わりしたい美味さです。各々,お店から出てきて「美味しい」とか「ここが一番好きかも」などと言っています。

そりゃあね。僕が案内するんだから,抜かりはありません。

さぬきうどん未来遺産アワード2015,本場香川の讃岐うどん通39人に聞いた「私の好きなうどん店」ランキング。この「68位」→「32位」→「5位」と回ってきたのだから,順序もバッチシ。

ちなみに分母は500件以上なんで,68位の「山」だって高順位ですからね。

こうして無事,讃岐ツアーを案内し終えたのでした。まる。