名店のかけ、一福まちなか店。

いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのうどん屋「一福」。国分寺の本店は何度か行かせてもらっているので、今回は高松市の商店街にある「一福まちなか店＠高松市南新町」にお邪魔しましたよ。

一福の大将は、丸亀の名店「中村」で修行を積まれています。麺通団うどラジにゲスト出演しては散々いじられていますが、教員免許を持っていて教壇に立ったこともあるという話。

中村ゆずりの極上細麺、教員になろうかという実直さと狡猾さ、その二つが指し示すうどん屋のあり方とは。。。。フランチャイズの全国展開である。本部を福岡県に置くあたり、すでに海外まで見据えているんじゃなかろうか。

国分寺の本店、高松市の商店街、大阪店、八景島シーパラダイス店、鹿児島県の霧島店。あれよあれよとこの展開。おっちゃん、あまりの早い怒濤の展開に頭がついていかねーよ。

さて、大繁盛のまちなか店。かけの大を注文してズルッといきます。たしかに美味いうどんだな。

大将は大阪に居を移して指導を中心にしているらしく、本人が打つことは少なくなっている模様。麺通団の田尾さんがラジオで「人に作らせると、ちょっとずつ変わるから気をつけんといかん」といった忠告をしていましたが、国分寺で大将が打ったうどんと比べると色々言いたいことはある。

一つだけいうと「しなやかさ」が足りない。茹で時間が短いのか、固めの仕上がりになってる。麺はとてもきれいなんだから、あんまり茹で時間でコシを演出しなくても良いと思うよ。

そうはいってもレベルは相当高い細切りのうどんだからね。商店街に行ったらお奨めのうどん店です。