アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

辺鄙な場所でラーメン、うの花。

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道を走っていてラーメン屋を見つけ、「どれ、喰っていくか…」なんてことが絶対に起こりそうにない場所に、あるラーメン店が移転オープンした。「うの花@松江市福原町」である。

この店、じつは移転前の立地がかなり衝撃的だった。「悶絶廃墟ラーメン、うの花。」あれは廃墟マニアの心をくすぐる立地だったな~。

で、その「うの花」が移転したと聞いたんだけど、地図をみてもピンとこない。どこやねん、と。讃岐うどん巡礼で鍛えた妖怪アンテナならぬ麺アンテナで行くしかない!

島根ソフトビジネスパークから東に向かう農免道をクルマでずんずん走って「虫野神社」をめざす。この神社、出雲の風土記に出てくるほど由緒はあるらしいが、小さすぎてカーナビに入っていない。

不安になった頃に赤い「ラーメン」と書いたのぼりを発見。

泳ぐように入店して「ハンチャン800円」を注文。おばちゃんがチャーハンを炒め始める。店はとても綺麗で、最新型の薄いテレビが備え付けられているが、なぜか昭和の香りが漂う。。。

まずはチャーハンが先に饗され、これを頂きながらラーメンを待つ。

しばらくぶりのラーメンはやはり昭和の雰囲気満タンの「うの花」のラーメンであった。いくらか仕様変更はあるものの、見た目あっさりでも化調で整えたガツンとくる味は健在。

これはこれでいいと思います。好きです、そういうの。

あっという間に食べ終えて、店の前のクルマ一台通るのがやっとの道を突き進み、無人の「虫野神社」へお参りして帰路についたのであった。