アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

牛肉そばつけ麺、為セバ成ル。

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最近、ラーメン屋につけ麺メニューは当たり前になってきた。

定番は六厘舎系の濃厚スープに魚粉、極太麺といったところだが、僕的に「つけ麺」のイメージは何かと問われると、子どもの頃に好んだ「ざるラーメン」を思い出す。

インスタントの乾麺をゆでて水で締め、それこそ和そばのつけダレにごまラー油をたらしただけのようなシロモノである。しかし、麺食いの小学生にはこれがたまらなく美味かった。

二十歳を過ぎて食べた丸長のつけ麺も美味かったが、あそこも基本的には和そば系のつけダレに辛みを加えたものだったように記憶している。広島つけ麺も同様の醤油ダレにラー油と唐辛子。

そう、僕にとってのつけ麺は和そば系つけダレのイメージ。

定番の濃厚つけダレのほうが明らかに手間もコストもかかるだろうが、こうも濃厚ダレばかりだとたまにはあっさりすっきりのつけ麺が恋しくなる。

で、たまたま出かけた「らあ麺ダイニング 為セバ成ル@松江市黒田町」で牛肉そばつけ麺なるメニューを発見。780円で2玉まで食べられると聞いて迷わず選択。

饗されたつけ麺はボリュームたっぷり。

2玉分の太麺はタレの引き上げが良いように揉んであるのか、上質な麺。そのうえに甘辛く煮て冷やした牛肉がたくさん。さらにそのうえにネギとノリがワッと乗せてある。

タレはやや甘口の醤油ダレにラー油でピリ辛

ずるずる食べて満足。途中で生卵を入れて味を変えて楽しめる。なかなか楽しい配慮である。冷製なので、箸に牛肉の脂分がこびりついて難儀するが、良くまとまったメニューである。