アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

長崎ちゃんぽん,リンガーハット松江店。

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これまで何度か触れているが,島根県では「ちゃんぽん」というと「五目あんかけらーめん」を指し,さらにそのほとんどが醤油味ベースなので,長崎ちゃんぽんとは似ても似つかないものが饗される。

「神楽」グループが冬季限定で長崎ちゃんぽんを提供しているが,やはり長崎ちゃんぽんファンには「不毛の地」という言葉を使わざるを得ない県だったんである。

そんな松江に「リンガーハットイオン松江店@松江市東朝日町」がオープン。

その昔,山陰にも長崎ちゃんぽんを提供するチェーン店があったというが,「リンガーハット」は初進出を謳っていることから,過去にあったのは「長崎ちゃんめん」のほうであろうか。

ちなみに,「長崎ちゃんめん」は山口県ジーネットワークス(1971年創業の1号店はレストラン五平太の経営)のフランチャイズ。「リンガーハット」は長崎県由来のフランチャイズである。

平日の12時,イオンのフードコートを訪れると,リンガーハットの前に行列が。。。

もう,これ目当てに来てるわけだから,構わず並ぶ。注文までに15分,注文して渡された無線機が鳴るまで10分。全国に500店舗以上の巨大チェーンに並ぶことになるとは。。。不毛だ。

で,本当はピリカラちゃんぽんを食べようと思ったんだが,麺の増量には対応していないようなので,オーソドックスに「長崎ちゃんぽん500円(麺1.5倍)」を購入。

受け取って備え付けのラー油をふたまわしくらいかけてピリカラ仕様に。

具材の量といい,スープの仕上がりといい,どちらも満足。この具材に麺を増量しても500円とは,チェーン店の成せる技。個人経営の店にはなかなかマネが出来ない。

明らかな「客単価向上メニュー」の餃子やチャーハンを食べると,僕的には「負け」なんですが,そのあたりは各自で判断して頂ければよろしい。

麺には少々ぬめり感がある。もちっというより,ねちっという食感。これがデフォなのか,茹で時間によるものなのか,はたまた麺あげ後の調理にもたつきがあるためか分からない。

いずれにしても,所望すれば年中長崎ちゃんぽんが食べられるようになったのは,ありがたい。

応援します。