長崎ちゃんぽん,リンガーハット松江店。
これまで何度か触れているが,島根県では「ちゃんぽん」というと「五目あんかけらーめん」を指し,さらにそのほとんどが醤油味ベースなので,長崎ちゃんぽんとは似ても似つかないものが饗される。
「神楽」グループが冬季限定で長崎ちゃんぽんを提供しているが,やはり長崎ちゃんぽんファンには「不毛の地」という言葉を使わざるを得ない県だったんである。
平日の12時,イオンのフードコートを訪れると,リンガーハットの前に行列が。。。
もう,これ目当てに来てるわけだから,構わず並ぶ。注文までに15分,注文して渡された無線機が鳴るまで10分。全国に500店舗以上の巨大チェーンに並ぶことになるとは。。。不毛だ。
で,本当はピリカラちゃんぽんを食べようと思ったんだが,麺の増量には対応していないようなので,オーソドックスに「長崎ちゃんぽん500円(麺1.5倍)」を購入。
受け取って備え付けのラー油をふたまわしくらいかけてピリカラ仕様に。
具材の量といい,スープの仕上がりといい,どちらも満足。この具材に麺を増量しても500円とは,チェーン店の成せる技。個人経営の店にはなかなかマネが出来ない。
明らかな「客単価向上メニュー」の餃子やチャーハンを食べると,僕的には「負け」なんですが,そのあたりは各自で判断して頂ければよろしい。
麺には少々ぬめり感がある。もちっというより,ねちっという食感。これがデフォなのか,茹で時間によるものなのか,はたまた麺あげ後の調理にもたつきがあるためか分からない。
いずれにしても,所望すれば年中長崎ちゃんぽんが食べられるようになったのは,ありがたい。
応援します。