アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

世界の中心のうどん、大木戸。

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どうしても訪れておきたかった「さぬきうどん大木戸@高松市牟礼町」。

今回のうどん巡りのラインアップは、並ばずに食べられる話題のうどん屋、だったりする。だから基本的には、いまだに続いている行列必死の超有名店ではない。。。しか~し、地元の通なら知らぬ者はないのもこの店だ。

お昼前に到着すると、それでもそこそこの行列ができている。

有名店と違うのは、観光客が少ない行列だということ。ほとんど地元ファンの行列なんである。子ども連れが多く、なかにはお婆ちゃんが孫を連れてきていたり。。。近くの港や石切場で働く人たちもいて、にぎやか。

僕は鶏唐揚げ串をとって、冷やしかけうどんを注文。

薬味をかけて席に着く。みためはずいぶんとドッシリした麺だ。太さもあり、ねじれもあって良麺の予感。エッジはかなり鋭角で断面がXになるタイプ。さて、お味は。。。。

が~~ん、ううまい。。。新食感。

これは独特ですよ。いわゆる軟体系のふわ~っとしたなかにコシがあるんだけど、そこにモチモチ感がかなりハッキリ加わっている。軟体コシの雄、中村系ともちがう美味しいうどん。。。感動。

僕はどちらかというと固コシのねじれた田舎麺のファンだけど、こういう軟体系もあるのかと驚いた。

ウマウマ言いながら店をあとにすると、このあたりが2004年にヒットした映画『世界の中心で、愛を叫ぶ』のロケ地だったことを思い出した。。。いや、そういう道路標識があったからですけど(汗)

ということは、このあたりはどうも世界の中心付近なので、地図がなくてもたどり着けるはずです。