アコギな雑感

麺とアコギをこよなく愛するデザイナーのブログ

2006-01-01から1年間の記事一覧

忘れじの讃岐のラーメン

いやぁ~この10年くらいで香川県にもラーメン屋が増えましたねぇ。 僕が住んでいた頃には、ラーメン屋といえば「豚太郎」という何でもアリの中華定食屋チェーンだけでしたよ。飲んだ後に居酒屋「五割安」のネギがいっぱいのっかったラーメンは美味しかった…

松江のラーメン店「ひばり食堂」

最初にハッキリ言ってしまうと、島根県松江市はラーメン店不毛の土地と言っていい。個人経営のラーメン店がなかなか根付かず、チェーンやフランチャイズに市場を取って喰われている。 だから、麺食いの僕としては、いつも寂しい思いをしている。 そんななか…

禁煙でメタボリック!

禁煙生活はすでに4ヶ月を超えた。3ヶ月目には隠れて美味しそうにタバコをふかす夢を見たが、それ以後、タバコを吸いたいと思うことはない。しかし、現在、僕のカラダは大変なことになっている。 メタボリック・シンドローム、である。 僕は、大学での生活…

弦にシビア

ひさびさのコリングス評です。最近、やっと気がついたことがあります。 それはコリングスなるギターは「弦にシビア」だということ。 ギターと弦には相性があって、自分のギターにあった弦を探すのもまたアコギストの醍醐味でもあるのです。し・か・し、コリ…

うどんに「そば湯」がない理由。

自分の常識がどこでも通じると勘違いしている人は多い。関東人にとって「そば」は思い入れのある食べ物だし、ざるそばのシメに「そば湯」を飲まないと喰った気がしないという人もいるだろう。 讃岐うどんブームが盛り上がりつつあった頃、まだその正体が広く…

讃岐うどんが合わない人

本場讃岐うどんを食べに行くなら、と何人もの知り合いに聞かれ続けて早十数年。最初の頃は、一般店で600円程度のうどんを体験してもらい、セルフ系→製麺所と徐々にディープへ誘うという方法だった。今では最初からディープじゃないと話が進まない。自分が好…

最強の食中毒の巻

先週はいろいろあって更新もままなりませんでした。実家の悪寒、失礼、おかんが胃ガンなんぞになりおって、胃袋2/3を摘出してしまった。手術入院する前に、食べたいものを食べておこうと、親父と二人でディナーと洒落込んだおかん。手術の二日後には「腹…

讃岐的!天ぷらか揚げか?

讃岐うどんのオプションとして「天ぷら」は定番だ。天ぷらで有名店になった高松市内の「竹清」。もうすでに全国区になってしまった感のある「半熟たまご天」は竹清の名物といって良いだろう。超有名店「宮武」に天ぷらを卸している「藤原屋」。でっかぁ~い…

宇高連絡船のうどん

生粋の讃岐人でうどん好きの嫁さんには、頭が上がらない。うんちくをたれても「その程度の経験ではまだまだやの」のひとことでノックアウトである。まあの、香川の文化は県外者から見れば特殊すぎるけん、なかなか本質のところが理解できん。だってさ、うち…

食中毒体験談1

うどんとは関係ないんだが、突然、食中毒体験談を書きたくなった。そういうこともある。 僕の食中毒デビューは華々しい。新聞沙汰になった。「修学旅行で集団食中毒」←これが読売新聞地方版の見出し。中学3年生の修学旅行は、北九州二泊三日の旅でござった…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?パート2

新規参入店や県外店がことさらにとりあげる「ぶっかけ」というメニュー。今や讃岐うどんを代表するメニューだが、実はお向かいの岡山県倉敷市に起源があるという話。香川県の老舗のうどん屋は、決して「ぶっかけ」を全面に押したりはしない。新規参入店も県…

うちの嫁さん、うどん食い。

うちの嫁さんの自慢をしておこう。 昨日かまたま、失礼、たまたま「うどん全店制覇」を眺めていて、どのくらい讃岐のうどん屋に行ってるのか勘定してみた。僕は基本的にチャレンジを好まない。各ジャンルの旨い店を決めたら、その店以外にはほとんど行かない…

「ぶっかけ」は讃岐うどんか?

昨日のつづき。麺料理でどうにも気になる3つめだ。 【その3】「讃岐うどん」といえば「ぶっかけ」? 「ぶっかけ」とは、冷水で締めたうどんをそのまま(ぶっかけ冷や)、もしくは一度湯がいて温めたうどん(温ぶっかけ)に、ダシつゆをチャッとかけて食べ…

麺で納得いかんこと!

以前から麺料理で納得いかんことがある。 責任者でてこーーい的なことがあるのである。 【その1】「湯だめ」を「釜あげ」と称するうどん屋。 さすがに香川県では滅多に見ないが、ブーム前、つまり1996年以前からある 「本場讃岐うどん」と称した県外のうど…

百万両が好き。

夏休み報告の間に映画レビューが入ってしまった。 香川県高松市で「はりや」のいか天ざるを食べた後のつづきでござる。 橋を渡ってお向かいの岡山県倉敷市が僕の故郷だ。 実家に滞在すると必ず寄りたいのがラーメン「百万両」である。 僕はアコースティック…

UDON的夏休み2

昨日のつづき。 4年間限定の香川人で、その後も友人と遊ぶために頻繁に香川を訪れ、 香川人の嫁をもらった僕なのだが、まだ行ったことのない美術館があった。 イサム・ノグチ庭園美術館。 日系II世のアメリカ人で世界的な彫刻家、のぐっつぁんのアトリエを …

UDON的夏休み

ご無沙汰である。大変なご無沙汰である。 お盆過ぎまでの超人的な(←あくまで私感)忙しさで更新が滞り、 そのまま1週間の夏休みに入って今にいたる、のである。 長期の夏休みは海の向こうで過ごした。 瀬戸内海の向こう、そう、いつもの香川県である。 嫁…

暑中お見舞い

いやー、猛烈な暑さです。 暑中お見舞い申し上げます。 更新が滞っております。いそがしくてねぇー。 夏休み欲しいよぉ~。 先週は2、3、4日と連続でイベントもののお仕事ですた。 明日は業者が入って引っ越しなので、6月から始めている準備も今日が佳境…

食べ物、恐怖、凍る!

人様のお家におじゃまして、夕食でもごちそうになろうかというとき、 嫌いなものが出てくるとなんとも申し訳ないような、居心地の悪さがあるね。 アレルギーがあるものは仕方がないから「参りました」できるけど、 我慢すれば食べられないことはない、という…

知らないほうが幸せ

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の損」と申しますな。 とはいえ、知らなきゃ幸せだったものを、知ってしまったがために 人生がひどく大変で窮屈になることも少なくありません。 例えば、本人は主体的に楽しんでる仕事も、大局的に観れば、 そう思わされてい…

SOS!僕はここにいる

少しばかり前に、こんなニュースを見た。 ダイバー7人が岩場で孤立 福井、高波で救助作業難航 http://news.goo.ne.jp/news/kyodo/shakai/20060703/20060703a4790.html さぞや大変なことになったんだろう、む~~なになに。 「岩場に孤立」「携帯で海上保安…

突然、抜歯!

突然ですが、さっき、親知らずを抜いて参りました。 6月初旬に禁煙始めたでしょ? ガムを噛んで我慢してたのよ。 で、その時、口の中を噛んじゃって、口内炎になってた。 ほっときゃ直ると思ってたら、結局、40日以上も痛いまんま。 近所の総合病院に「口…

美談は奇譚。

想像してみて欲しい。 嵐の夜、風呂場の窓の外に、ずぶぬれで血を垂らした男が立っていることを。 きゃ~~~~~~なのである。このシチュエーションだけで。 僕のじいちゃんが神主だったことはすでに触れた。 そして、その神社の立地が次のようなものであ…

浸水麻痺した街

昨日の記事のあと、えらいめに遭った。奇譚といえば奇譚だろな。 実は昨日、いくつかの打ち合わせの後、 ビアガーデンでの打ち上げが予定されていた。 だから、いつもは車で出勤するところをバスにしたわけだ。 けれども、集合時間の30分前になって急遽中止…

枯れ葉マーク

今日、山陰地方は大変なことになっている。 朝のニュース番組全国版でも近所の映像が流れた。出水である。 いつもなら20分の道のりに1時間かかってしまった。打ち合わせにも遅刻した。 自宅のアパートが高台にあるので全く油断していた。 バスの窓から見…

墓がボウボウ

僕のじいちゃんは神社の神主さんだった。 瀬戸内海のとある漁村、わりあい大きな格式ある神社だ。 名称や場所なんかを披露したほうが話は早いのだが、じいちゃん亡き後、 伯父が継いでいて何か迷惑があったらいけないので一応、伏せておく。 海にせり出した…

あんた、死相がでてるぜ。

人が死ぬ、と予感した話は書いた。今回は死相の話。 ふたむかし前のドラマなんかみていると、今じゃめっきり少なくなった街頭の占い師かなんかが、 でっかーい虫眼鏡で「おぬし、死相が出ておる」とかいうシーンが出て参りますな。 そんなもんだから、どうも…

腰を抜かした人を見た

ドラマなんかで「こ、腰がぬけたぁ~」というシーンを見かけることはあっても、 なかなか日常生活で腰を抜かした人に出会うことはない。 ちなみにギックリ腰は、椎間板ヘルニアが疑われる腰椎の捻挫のようなもので、 「腰が抜けた」ものではない。 今回は、…

誰かが死ぬ予感

今回の話は、たぶん心霊現象ではなくて、第六感とか野性的感覚といったほうが 納得できる体験だと思う。これまで、基本的には真面目に体験談を記しているのだが、 根っから芸人体質なので、笑い話におとしてしまっているようだ。 そんななかでも、今回はわり…

時効

今朝、「とくダネ!」見てたら、ある事件の時効を報じていた。 筑波大学の構内で、教官が惨殺された事件である。 僕は当時、筑波大学の院生だった。 前夜、遅くまで研究(といえば聞こえは良いが)していた僕は、 ヘリコプターの音で目を覚ました。 僕は大学…